「脚、褒められるんですよ」
ことさらに見せつけるよう
ポーズをとるのは、
あるいは、私を誘っているのか?
しかし、彼女は職場の同僚。
応じてしまっていいのか?
いや、そもそも全てが私の誤解で、
彼女の単なる純真無垢な性格による
人懐っこさが出ているだけなのか?……
期待感と、
それを押しとどめるかのような戸惑いとが、
私の中で交錯していたのですが、
そんな私に追い打ちをかけるかのように
彼女は言いました。
「この格好、疲れちゃいました。
脱いでもいいですか?」
次回へ続きます
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